スタッフブログ

ISO取得

2014年3月 7日
ISO取得...と聞くと

書類作成の手間や仕組み・ルールが社内全体へ根付くまでに
多少の時間がかかってしまうといった印象もありますが

これ以上に利するところがあるからこそ、現在全世界のさまざまな企業により取り組まれているのだと思います。


ISO審査員による第三者としてのシステム有効性の検証は
組織を客観的視点で見つめ直すという点で最大のメリットとなり、社会的信頼を得ることにつながるでしょう。


ルールを確立し、そのルールを遵守していると示すことで顧客の安心感も獲得することになるはずです。

特にISO14001では、省エネ・省資源によるコストダウンも期待できます。


社内としては、ルールを決めることで誰もが同じ手順で効率よく作業でき、時間や作業工程のムダが省けるようになります。

組織内での整理整頓を進めるとき、
どこで・誰が・何をしているのか  という責任権限を明確化することは大変重要ではないでしょうか。

新入社員・派遣社員採用など入れ替わりの激しい職場の場合でも、これらのことは大いに役立つはずです。

内部監査やマネージメントレビュー実施では、
社員一人ひとりの意識改革 「その仕事のために、自分は何をすればいいのか」 ということを自覚すること
また、教育を行う仕組みを組織内に構築し、スキルアップを計画化するきっかけにもなり得るでしょう。


ISO取得を通じ、貴社の継続的な企業文化の改善を図るお手伝いができれば幸いです。

規格改訂について

2012年12月19日 審査員 大谷 真
ISO9001、14001の規格改訂について、日本規格協会が12月に説明会を開催し、案内文に次のことを記載しています。
『ISO(国際標準化機構)において、品質マネジメントシステムのISO 9001:2008及び環境マネジメントシステムのISO 14001:2004の改正作業が開始されました。ともに2015年頃の発行を目標に審議が進められています。』
この2つの規格については取得企業の徐々に関心も高まって、審査員として質問を受ける機会も増えてきているようです。
規格改訂についての最新情報は日本規格協会のホームページで見られますで、こちらが参考になるのではないかと思います。
〔9001〕 http://www.jsa.or.jp/stdz/iso/iso9000.asp
〔14001〕 http://www.jsa.or.jp/stdz/iso/iso14000.asp
共通の基準に沿って規格が作られることで規格の項番がかなり変わることとなり、
(1) 品質においてもリスクの取り扱いが含まれること
(2) 文書と記録の区別が曖昧になる
(3) 予防処置が姿を消す
(4) 目標達成志向が強くなる
といった点に注目が集まっているようです。
審査の場においてお客様の関心に応えられるよう、審査員側の準備も必要ですね。

「有効性審査について」の一考察

2011年2月 7日 審査員 銭谷 剛宣
有効性審査については既に3年以上、認証取得組織の事故や不祥事を未然に防止し、ひいてはISO制度に対する社会信頼を回復するとして、様々な論議がされてきたが、有効性審査についての明確な指針/見解がないまま現在に至っている。

 通常、有効性審査とは「マネジメントシステムの有効性」を評価することであり
1) 提供される製品・サービスが要求事項(法的要求、業界等のガイドライン、規格要求、顧客要求組織自体の要求)に適合し、それらが有効に機能しているのか
2) 方針/目標に対して「実施された結果/程度」(パフォーマンス)」が意図した通りになっているのか、向上しているのか
3) 上記の1) 2)が継続的に実施されているのか
を評価することとされている。         
 
本来、審査/監査とは監査証拠を監査基準に照らして客観的に評価し、満たされている程度を判定する活動である。 その場合、適合性審査では規格等要求項目が監査基準であり、組織の業務とその実行が規格等要求事項ひとつひとつを満たしているかどうかを判断する。すなわち、適合かどうかの二者択一の論理が判断基準である。

それでは、有効性審査とは適合性審査とどこが違うのであろうか、それには
1)有効性審査と云う監査の目的は何か
2)その監査の目的に対して、監査人の意見である結論はどうあるべきなのか
3)その場合、結論を導くために監査で立証すべき命題である監査要点は何か
4)又、監査要点の立証のために収集された客観的証拠に対する監査基準と判断基準は何か
5)そして、監査要点が満たされている程度と監査の結論における判断基準は何か
  
それらを対比し、有効性審査が適合性審査の不十分性を解決出来ることを説明しなければならない。しかし、これに論究したJAB等公的機関の指針/見解は見られない。

今、審査においては二つの主張がある。一つは重大な事故や不祥事を起こすような組織を見極めることが重要であり、その可能性が認められ組織に対しは是正処置を繰り返させ、場合によっては登録証を発行しない,或いは停止すると云う強い姿勢が必要である。と云う主張がある。

しかし、一方においてISOは組織のマネジメントシステム(経営)品質を審査するのであり、製品品質や環境影響の大きさを審査するもので無い。製品検査や財務諸表監査とは違う、制度の限界を超えるものだと云う主張がある。故に、有効性審査の総論賛成、各論混迷の状態が続いている。

ではこの問題をどう解決するのか。私見としては、マネジメントシステムの有効性を評価するために、先に述べた監査の目的と結論、監査要点、監査基準と判断基準を明確にしていくしか無いと思う。

 この場合の明確化とは、我々としての明確化であって、全ての認証機関に共通に適用されるものでは無い。唯、その明確化の作業において科学的な論理思考が必要なのであって、例えば「まあいいか」と云うどんぶり勘定的な論理思考を取るべきでない。実務的には、各セクター規格が参考になると思う。各審査員においては、各産業分野に関する専門的能力のみならず、各産業共通の、例えば財務、経理、労働・安全等の専門的能力もひたすら高めていくしかないと思う。

奈良出張報告

2010年6月 2日
無事奈良から帰ることができましたので、報告したいと思います。

URSで審査を行ってもらえるということで契約して頂きました!!

良い審査をしているかどうかは受けて頂いた企業の方の判断となるのですが、URSとしてはその企業の形態に合った形でマネジメントシステムが有効にかつ適切に運用されているかを審査させて頂いています。
その様な審査の結果として今回の様なご紹介を頂けたと思いますし、今後も顧客に喜んで頂ける審査を提供していきたいと考えています。
本ホームページに、「当社が選ばれる理由」「お客様の声」というコーナーがありますのでお時間がありましたら覗いてもらえると幸いです。

それにしても、奈良は平日にも関わらず「平城遷都1300年」ということで観光客でいっぱいでした。私もプライベートでゆっくりと訪問したいと思っています。

認証取得企業の移転

2010年5月21日 営業部長 鵜川 信英
認証機関の移転は創業以来約60社余から契約を頂いてきましたが、その動機として、大きく3ツに分類されるかと思います。

1つ目、何と云ってもコスト。2つ目はなかなかシステムがうまく活動していない、3つ目は認証機関への不満です。

コストについては、価格破壊による各認証機関の競争。又、システムの活動については、3つ目の認証機関との関連もありますが、全員での取組みに成っていないことが要因と思われます。そして、不満については審査の内容だと思われます。指摘内容や審査員の問題では無いかと思われます。(態度、質問、説明、技術、情報等の不足やパフォーマンスのポイント)に顧客とのギャップが発生するのでは無いかと考えられます。顧客のニーズを如何に把握して審査を行うか、短い審査時間の中で顧客のニーズを得て審査を進められるか、不足する点を各自が身につける努力が必要だと感じます。

また、以下のアイソスにも参考になる内容が記載されていますので、一読されるのも良いかと思います。(必要な方は、URSJにお寄り下さい)
業界誌「アイソス」に参考になる記事がありますので一読されるのも良いと思います。
 
 アイソス 2008.・5月 No.126 「認証機関満足度調査発表」
 アイソス 2009.・5月 No.138 「登録組織が明かす認証機関の選定基準、変更理由」

必要があればご連絡下さい。

商売(あきない)

2010年5月17日 代表取締役 河口 保夫
「金融資本主義」或いは「新自由主義」の崩壊に伴う世界同時不況、利益さえ出れば、又、儲けが大きければと云う考え方・・・今「商売(あきない)」のあり方を見詰め直し、考えなければならない時期、このような機会を神様が与えたのかな、とも思えます。

企業にとって利益を上げ、社員が成長し幸せになり、世の中に受け入れられ役立っている。このことが大切であり、そのように働ける環境、体制になっているか審査時に是非そのような観点で経営者と接触し、ISOのシステムを生かして頂きたい。

前号からの続き

2010年5月12日 代表取締役 河口 保夫
1. ものづくりの仕組み
従業員数が10名前後、10~20名、50名以下の規模又、建設業、製造業、検査事業、食品業等、業種ごとの組織に合った'ものづくりのシステム'及び専門的な知識に基づいた特性を見極める。又、そのシステムの改善に向けた内容を指摘し、企業が抱えている課題に対し解決可能な考え方を示唆し、コストダウンを含めた品質の向上に貢献する必要があります。
そのための大企業のシステムを勉強し、知識の吸収は良いが、小企業の組織に合ったものに導き、対処することが不可欠であります。

2. 経営者感性を磨く
審査時、経営者と対峙し個々の企業をどの様にしたいのか、その為に何を、どの様にして行うか、それ等が規格のシステムにどの様に関わっているのか、又、それが社内全体にどの様に浸透しているか等を把握しなければなりません。
審査員の方々は、個人経営者である故、経営者の立場で、物を見て、考えなければならないので、その様な観点からすれば、自分の言動・行動は他責ではなく、自責でなければならない。また常に、出来ない理由を先に考えるのではなく、どうすれば出来るかを優先にした考え方を身に着ける。同じ考えるならば、後ろ向きに考えるよりも、前向きにエネルギーを使った方が良いでしょう!

各組織が顧客満足を得る事により、収益を上げる企業体質に反映するよう、審査業務を通してISO規格の運用および改善に対応すべきと考えます。

ひとこと

2010年5月11日 代表取締役 河口 保夫
審査業務を通じて我々はこの規格が個々の組織のもとで運用され、そのシステムが規格要求事項に合っているか検証します。又、一方でプロセスの不具合を指摘し、改善を促すことにより会社の繁栄に繋げなければならない役割を持っていると考えます。
  
良い品質の「もの」を継続的に提供できる「しくみ」この「もの づくり」は業種、業態によって異なり、我々は画一的な審査をすべきでないのは自明の理であります。そのために審査は継続的に資質の向上に努めることを求められます。
  
次号に下記ついて述べてみたいと思います
   1. ものづくりの仕組み
   2. 経営者としの感性を磨く